

森々と茂る木々、おとぎ話で馬を走らせる森の道。そんな道を進んでいくと大熊美術館はありました。三角屋根の美術館。左右に開く扉を開けると、やわらかな光の差し込む館内には、青く輝くクリスマスプレートが印象的です。
クリスマスプレートの故郷はデンマーク。クリスマスプレートは名窯ビング&グレンダールで、1895年に作られたのが最初です。以降、毎年作られ続けているクリスマスプレートが全て揃っているというから驚きです。
対して、ロイヤルコペンハーゲン窯は王室御用達の製陶所でした。1868年に民営化され、パリ万博でグランプリに輝き脚光を浴びるようになりました。ロイヤルコペンハーゲン社では1908年からクリスマス・プレートを作り続けています。
当初は単純なデザインだったクリスマスプレート、年を追うごとに複雑・繊細なデザインになっていきました。毎年1版ずつの為翌年にはデザインが変わり版は壊されてしまうそう。時間をかけて、その技術の精巧さ、そのはかなさを感じ取りながら見てほしい作品たちです。1作目から大切に揃えられている場所は世界でもここしかないそうだから、それは貴重な絵皿です。
「自分の生まれた年のクリスマスプレートを探しながら見るのも楽しいですよ」と教えてくださったのは優しい笑顔の大熊さん。大熊美術館のクリスマスプレートのコレクションは、元々、大熊さんが北欧のデザインが好きだったことに始まり、ご自身の足で歩かれ集められました。
クリスマスプレートのほか、「フローラ ダニカ」と呼ばれる植物図鑑の花を繊細にカラフルに描いた絵皿やアンデルセンの初版本も展示しています。 |
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| [ 大熊美術館 ] |
| ■住所 : 長野県安曇野市穂高有明7403-10 |
| ■電話番号 : 0263-83-6993 |
| ■営業時間 : AM9:00〜PM5:00 |
| ■休館日 : 毎週水曜日・第一火曜日(GW、8月は無休) |
| ■駐車場 : 25台 |
| ■入館料 : 大人700円、小・中学生500円 |
| ■URL :
http://www11.plala.or.jp/okuma-dk/ |

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大熊美術館内のステンドガラスは、安曇野のアーティスト・東出輝彦さんの作品。
木の柱を白壁、展示品との相性が良くヨーロッパを連想させます。大熊さんのセンスの良さが伺えます。写真は、エントランスの扉の両脇に飾られたブラケット。 |
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