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窯垣に顧る、瀬戸物のふるさと

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窯垣の小径〜瀬戸の息吹を感じられる散歩道
窯垣の小径    古くから「やきものの町」として知られる瀬戸。その主力生産地として栄えた洞町に「窯垣の小径」はあります。幅は約1間、長さ約400メートルほど小径は、山の起伏に沿いアップダウンをしながら続いています。かつては、いくつもの登り窯が山の斜面に築かれ、窯場へ行き交う職人さんや窯から出された製品が往来して賑わった道。焼物の生産が最も盛んだった当時のその面影が感じられます。
   窯垣とは、釜を焼く時にに使う道具「窯道具」を使った塀や壁の総称です。「窯垣の小径」は、人をいつまでも歩かせてしまう不思議な魅力があります。連なる塀や壁には、幾何学模様や花などを形どったような模様の小皿や茶碗・窯道具が組み込まれ自然釉の色合いが通る人の目を楽しませてくれます。
   麻耶ちゃんお気に入りの「窯垣の小径」は、野花や窯道具と語り合える静かな散歩道。のんびり歩いて瀬戸の息吹を感じてみませんか?

窯道具が組み込まれた壁

窯道具が組み込まれた壁。アーティスティックでモダンな景観です。
花のような鮮やかな窯垣

花のような鮮やかな窯垣。現代の建築にも取り入れられそうなデザイン。
木漏れ日のさす雰囲気の良い小径

木漏れ日のさす雰囲気の良い小径。野花も歩く人を楽しませてくれます。
アクセスマップ

[ 窯垣の小径 ]
■住所 : 愛知県瀬戸市仲洞町
■駐車場 : 窯垣の小径駐車場 33台(9:00〜17:00)

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散歩の寄り道その1〜窯の歴史を覗いてみる
窯垣の小径資料館    「窯垣の小径」の途中にある趣のある古い建物。そこが「窯垣の小径資料館」。「窯垣の小径資料館」は、120年前に実際に素材した窯元の家(寺田邸)を改修したものです。敷地内に入ると窯元の家を囲むように木々が姿を見せ、今の時代を忘れてしまうような錯覚にとらわれます。
   建物は、東側の母屋・西側の離れに分かれ、母屋では江戸後期から昭和初期にかけて作られた陶器の展示のほか窯業道具や生活道具など、洞町の歴史と文化を紹介しています。中でも本業タイルの浴室は、その規則的・繊細な柄にハイカラな時代を連想させます。
   離れは、主に現代の洞町で作られている陶磁器製品の紹介と休憩スペースになっています。
   窯元の家を上手く活用した「窯垣の小径資料館」。休憩がてら歴史を少し垣間見てみませんか?

■本業タイルとは
本業タイルとは、明治〜大正時代に洞町で盛んに作られたお風呂などに使われたタイルで、そのタイルを日本で最初に焼いたのが洞町の窯元だとか。(本業タイルの「本業」とは、江戸後期に瀬戸で磁器の生産が始まった時それまでに瀬戸にあった陶器の仕事を「本業」と呼んでいるそうです。対して磁器の仕事を「親製」と呼び分けています。)

土間にも窯道具の一つ・タナイタが敷かれています

現代建築では見られない土間にも窯道具の一つ・タナイタが敷かれています。
窯道具の数々

窯道具の数々。窯を焼いている職人さんの姿が思いおこされるようです。
本業タイルの浴室

本業タイルの浴室は、その規則的で繊細な柄は現代でも受け入れられそう。
アクセスマップ

[ 窯垣の小径資料館 ]
■住所 : 愛知県瀬戸市仲洞町39
■電話番号 : 0561-82-0714
■開館時間 : 10:00〜15:00
■休館日 : 水曜日(祝日の時は翌日)・年末年始
■入館料 : 無料
■駐車場 : 窯垣の小径駐車場 33台(9:00〜17:00)

あいちま的こだわりチェック

母屋と離れをつなぐタナイタの通路から見える窯垣は、窯道具の一つ・エンゴロが積み上げられていています。上に行くほど新しい時代のもので下の方はなんと100年ぐらい前のものだそうです。伝統の積み重ねともいえる窯垣ですね。

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散歩の寄り道その1〜作家さんの繰り出すイマジネーションを見てみる
窯垣の小径ギャラリー    「窯垣の小径ギャラリー」は、「窯垣の小径」にある古い建物の一つ。300年ほど前の江戸時代に建築された窯元の家で、尾張地方に残る古い民家形式を今に伝えています。
   「窯垣の小径歴史資料館」が古い作品を展示しているのに対し、「窯垣の小径ギャラリー」は、現代作家さんの作品約500点ほど展示しています。建物の所有こそ瀬戸市ですが、運営は作家さん18人の手によるもの。作品が出来上がり次第新作が展示され、ディスプレイも作家さん自身で考えています。創造力に頼った個性的な展示が見られ一般のギャラリーとは違う面白みがあります。また不定期ですが、演奏家を招いてコンサートを開く企画も時々あるそうです。ギャラリー内の作品は全て買い求めることができ、これと決まったらぜひ手に入れてみては?自分だけのお気に入りの作家さんが見つかるかもしれません。
   新作が作家さんの手で持ち寄られる言わば「産直ギャラリー」。作家さんの繰り出すイマジネーションが運営する「窯垣の小径ギャラリー」にぜひ立ち寄ってみてはいかがですか?

センスの良い作品ばかり

センスの良い作品ばかり。生活のランクアップにおひとついかが?
カメオが陶器で見事に表現されています

通常カメオは貝殻のものが多い中、陶器で見事に表現されています。
吊るされたカラフルなとんぼ玉

吊るされたカラフルなとんぼ玉はみの虫のようで愉快な気分に。
アクセスマップ

[ 窯垣の小径ギャラリー ]
■住所 : 愛知県瀬戸市仲洞町31
■電話番号 : 0561-85-5283
■営業時間 : 10:00〜16:00
■入館料 : 無料
■駐車場 : 窯垣の小径駐車場 33台(9:00〜17:00)

あいちま的こだわりチェック

これは、ギャラリーの軒下に吊るされた一つの柿。なぜこんなことろに柿がひとつ?これも作家さんのアイデアで、面白いから飾ってあるというお話。一つだけ見ると何か滑稽な感じがしますが、古い建物にミスマッチしないうから不思議です。

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