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岡崎城

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岡崎城 あいち・まなび歴史編

岡崎城 あいち・まなび歴史編

井戸に現れしは気高い乙女の姿をした「竜神」

その昔。「竜ヶ井」と呼ばれた井戸(現岡崎城のすぐ隣にある)に、岡崎城の守り神である竜が住んでいたらしい。昔、岡崎城のあった辺りの山は、常に霧が立ちこもっており、うっそうと生い茂る樹木の陰に、この井戸はあったそう。西郷氏がここに城を築いたおりに、柳の五つ衣に紅の袴を身につけた美しい乙女が、城の天守(実際には、当時天守閣はなかったのだけど、伝説だからね)に現れ、城主に向かって「我はこの地に久しく住む竜神なり。汝、我を鎮守の神としてあがめれは、永くこの城を守護し、繁栄不易たらしむべし。」というと、城中の井戸水が天高く噴き出した!そして黒い雲が舞い降りてきて天守閣を包むと、たちまちにして竜神の姿は消えてしまったという。

  西郷氏はこの不思議なできごとに驚き、竜神を祀り、城の名を「竜ヶ城(「りゅうがじょう」とも「たつがじょう」とも読む。岡崎城の別名)」、井戸の名を「竜ヶ井」と称したという。   見目うるわしき乙女の姿をした竜神が住んでいたとされる「竜ヶ井」。

<出典:『小牧山』(小牧中学校 昭和30年9月1日発行)>


ちょっとコワ〜い!切通坂に怪物が出現したとかしなとか?!
 またその昔。岡崎公園内に現存する「切通坂」に、毎夜得体の知れない怪物が現れたという。「我こそは怪物を倒す勇者なり〜!!」と豪語する若侍たちは、しばしば出かけてはいくものの、皆青くなって逃げ帰ってくるという有り様だった。そんな中、城下で評判の小町娘が行方不明になり、怪物に喰われてしまったのだと大騒ぎになった。以来、よほどの強者でもこの坂だけは避けて通るようになったが、天保10年のある夏の夜、藩士狭間弥一兵衛が、いきなり襲って来た怪物に悪戦苦闘しながらも持ち前の武術でなんとか退治した。翌朝、現場に人をつかわすと、顔は猿のようで尾は猫のような大型犬ほどの大きさの得体の知れない動物が倒れていたという。もしホントだったら、ちょっと…ね。
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