
いば昇(いばしょう)

「ひつまぶし」はおひつに入ったご飯に、細かく刻んだウナギの蒲焼きを載せたもの。今や名古屋名物と呼ばれ、かなり他県でも知られています。ここ「いば昇」の先々代が作ったといわれ、発祥の由来は、まかないであったという説、昔は冬にうなぎの皮が固くなるので、固いうなぎをおいしく食べる工夫であったという説があります。
不思議なのは、うなぎの焼き方も、タレも、丼や長焼と全く同じであるというのに、違う味わいが生まれること。どちらかというと、中がふんわりとした食感の長焼に対して、ひつまぶしはぱりっと焼き上げた香ばしさが前面に出る感じがします。うなぎが細かく刻んであるので食べやすく、また薬味とのなじみも絶妙です。
うなぎ専門店である「いば昇」は、うなぎそのものの味にこだわり、九州産のものを使用。うなぎの味は育った環境の泥に影響されるそうで、その点を吟味して仕入れるあたりが老舗らしいところです。また、うなぎを焼くのは備長炭。うなぎの持ち味を内部に閉じこめ、中はふわっと、表面をぱりっと焼き上げるため欠かせないものだといいます。
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おひつからお茶碗に軽くよそい、一杯めを。香ばしく焼き上がったうなぎ本来の味を堪能できます。初めにおひつの中で全部混ぜる方も、茶碗にそのままよそう方も。「いば昇」では「ルールはありませ |
| ん。どちらでもお好みでどうぞ」。薬味を載せて二杯目。さらに薬味+煎茶のお茶漬けで締めるのが一般的な「ひつまぶしの食べ方」といわれます。 |
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名古屋の中心地、錦3丁目にあるとは思えない静けさ。中庭には小川が流れ、都会の喧噪を忘れさせてくれます。 |
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櫃まぶし |
2,100円 |
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櫃まぶし+吸い物 |
2,300円 |
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丼 |
1,450円 |
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長焼 |
1,600円 |
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[ひつまぶしの食べ方]

特に決まりはなく「お好きに召し上がってください」と同店。しかし一般的な食べ方をここでは紹介します。

まずはおひつからお茶碗に盛り、そのままいただきます。うなぎの味と老舗のタレの味を堪能しましょう。次に薬味(ねぎとわさび)を載せて。軽くかき混ぜていただいてもおいしいです。そして最後の一杯は、薬味+煎茶のお茶漬けで。初めて食べられる方は、うなぎに薬味を載せたり、うなぎをお茶漬けにしたりすることに驚かれるそうですが、一度食べてみると、味のバリエーションに今度は驚くとか。一杯のおひつから3通りの味わいを楽しめるとは、かなりお値打ちです。
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