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アクセサリーや小物などで身近な「七宝焼」。皆さんはその“本当の美しさ”を知っているでしょうか?
「金・銀・瑠璃(るり)」など、仏典にある七種の宝玉に比するとして名付けられたという「七宝焼」。古代エジプトに起源をもつとされる「七宝焼」は、時代と国境を越え江戸時代末期、名古屋でその技法が復元されました。やがて七宝町の職人に受け継がれた技は「尾張七宝」の礎となりました。
想像できるでしょうか?七宝焼職人の技。下絵に僅か1.4ミリ幅の銀線を貼り付けていく“繊細さ”を。50種類もの同系色を重ね見事なグラデーションを描く“感性”を。800度の窯の中で溶ける、ガラスの焼き上がりを見極める“緊張”を。そして、表面の凹凸を指先の感覚だけで読み解く“年輪”を・・・。
七宝焼には一般に作家の“銘”がありません。その“技”にまみえた時、初めて理由が解るはずです。 |