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楽器は人々の生活のなかに溶け込み、長い時間をかけて人々と共に生き、心の中に暮らしています。愛知県でも熱心に楽器を作り続けている人たちがいるのです。
明治20年、三味線造りを内職としていた鈴木政吉は初めて見たバイオリンに魅せられ、バイオリンづくりに没頭しました。昭和5年には名古屋に鈴木バイオリン製造株式会社を設立し、それがきっかけとなり名古屋は楽器の街になっていきました。鈴木バイオリン製造から巣立った職人たちは、今も日本各地で活躍しています。
スイス人のリチャード・ニコルさんは、母国の専門学校でオルガン製造技術を修得し、来日。「日本人の心に響くパイプオルガンがあってもよいのではないか」と和風パイプオルガンの製作を思いつき、3年の月日を経て完成させました。 |