引き続き、大幸川についてお話しましょう。
大幸川には、北千種一帯にもかつて地蔵川と呼ばれた支流がありました。
この地蔵川が名古屋台地を駆け降り、周辺一帯が萱が生えていた低湿地を作ったことから、現在の「萱場(かやば)」の名が残ったのではと想像されます。
かつての山口街道(出来町通の原型となる街道)沿いに「萱場ヶ池」があったと言います。
場所としては今の萱場交差点の南辺りになります。
写真をご覧ください。このあたりは今では学校や住宅が立ち並んでいるのですが、実は一角の空き地に池の跡とも見える場所を見つけました。
もちろん水はありませんが、あたかも池の周りを取り囲むかのように生えている木々、木々の生えている部分とその内側との高低差などを見るにつけ、事実は不明ですが「もしかしたらこれが萱場ヶ池の跡かもしれない」などと考えて見てみるのは面白いものです。
これらいくつかの支流を、大幸そして矢田南の辺りで合わせた大幸川は大曽根駅の西で平安通を離れ、その南側にあり西に向う通りに入っていきます。 この通りを三百メートル程西に行くと、「彩紅橋(さいこうばし)通」が現れます。
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